お楽しみのボディ塗装工程に入りました。
まずは、
ボディ塗装前の洗浄です。
油が付いていてはどれだけしっかり塗装しても無駄になってしまいますので、中性洗剤でくまなく洗います。
洗浄後は自然乾燥させます。
拭き取ると、タオルの毛が付いてしまうのと、摩擦で静電気が起きて、ホコリを呼んでしまうのです。
いや、呼ぶ声は聞こえないんですけどね(笑)
ボディ裏側はタミヤカラー・スプレー塗料 TS-3 ダークイエローにしました。
何となく似合うかなと思ったのと、この色が余っていたからです(笑)
ボディ裏側もタミヤカラー・スプレー塗料 TS-3 ダークイエローにしました。
ボディ表側塗装の前に、ボディ裏側に塗料が付かないようにマスキングをすることにしました。
ラジコンの場合、このマスキングはやらないこともあるのですが、今回は見えない(かもしれない)ところにも気を配ることにしました。
何と言っても高級ラジコンですから、手間を惜しんでいてはバチが当たります。
ボディ表側塗装
の最初はサーフェイサー吹きです。今回のタミヤ・ハイラックス・ハイリフトは明るい印象を持たせたいので、グレーではなく、ホワイトサーフェイサーにしました。
ボディ塗装に入る少し前に、ボディ色は、これって決めていました。
”Mr.カラー(117) RLM76 ライトブルー 独機下面色 1941 半光沢”です。色の名前にあるとおり、もともとは、戦闘機の下側を塗る色です。
ハイラックスにはあまり見られない色ですし、オリジナルの基本色でもないとは思いますが、この色、「ちょっとレトロなピックアップトラックに似合うだろうなぁ」って前から目を付けていたんです。
きっと、タミヤ・ハイラックス・ハイリフトにも似合うはずです。
エアブラシで丁寧に塗装していきます。
角とか窪みの部分を気にして吹いていけば、きれいに仕上がります。きっと(笑)。
つや消しも良いのですが、ちょっと気持ちが変わってツヤ有りも良いかも、ってピカピカになる透明のクリヤを吹きました。
・・・でも、
その後、やはりつや消しが良くて、つや消しクリヤを吹きました(汗)
やっぱり、好みはそんなに急には変わらないようです(笑)
ボディの塗料がほぼ乾燥しました。
画像の色は、グレーのサーフェイサーを吹いただけのように見えますが、実際の色はレトロな空色っぽい感じの色です。
ガラスの淵を塗装する前のマスキング。
おじさんも完成を楽しみにしているご様子ですね(笑)
ガラスの淵の塗装開始。いつものようにフラットブラックを吹きます。
さぁ、出来栄えはどうなるでしょう。
でも、塗装の成功の鍵はエアブラシで吹く前に決まっているのです。
塗装は、マスキングが命です。
フラットブラックの塗装は概ね成功しました。
今度は、
ガラスの淵の上をシルバーで塗装します。
十分にフラットブラックが乾燥するのを待ってマスキングします。
ガラスの淵の上は、Mr.カラーのスーバーファインシルバーで塗装します。
ついでに
ドアノブもMr.カラーのスーバーファインシルバーで塗装してしまいます。
ガラス周りの塗装が完了しました。
このキレのある感じが出せれば成功です。
・・・まぁ、自己満足の世界ですから、好きなことを言わせてください(笑)。
ボディのメイン部分の塗装が完了しました。
荷台にキャブを載せていますが、これはカメラのフレーム内にきれいに収めたいから。
塗装は完全に乾燥しているところで、そっと丁寧に載せました。時間もほんの少しの間だけです。
ちなみに、完全乾燥した目安は香りです(笑)
シンナーの香りがしなくなれば乾燥終了です。
最低一週間はかかります。
フロントグリルをつや消しブラックで塗装します。
リヤガラス部分のパーツとフロント部分のパーツをボディ色(Mr.カラー(117) RLM76 ライトブルー 独機下面色 1941 半光沢)で塗装します。
なかなかいい雰囲気に仕上がっていますね!
リヤガラスの淵をつや消しブラックで塗装する前のマスキングです。
ABCホビーの”押すティック”を使うと隅まできれいにマスキングテープを貼ることができます。
名前はいかにも・・・なのですが、もう、マスキングの必需品です。
ステッカーを貼るものとして販売されているんですけれど(汗)
エアブラシ塗装は、いつやっても楽しいですねぇ♪
質感や適度な重み、触り心地などなど、ハンドピースは、数ある模型用の道具の中でも1,2を争う程に大好きです。
ちなみに、櫻は、0.5mm 0.3mm 0.2mm の3本を使用しています(ラジコンの場合には、ほとんど0.5mmのハンドピースしか使いませんけれど)。
色を替える毎に、うがいやら、分解掃除をするので、いつまで経ってもピカピカなんです。掃除なんかも含めて触っているのがとにかく好きなんですね。
病気?
・・・なんとでも言ってください(笑)
クリアパーツの塗装準備。ここは、スタンダードにクリヤーレッド、クリヤーオレンジでいきます。
それぞれの淵は、フラットブラックで塗装するので、フリーハンドでクリヤ色を塗っていきます。
多少はみ出ても大丈夫。
少々面倒でしたが、
クリアパーツの淵をつや消しブラックで塗装する前のマスキングをしました。
クリアパーツの淵をつや消しブラックでエアブラシ塗装します。
エッジが効いているとカッコよく見えるので、ここはエアブラシでスマートに色を付けます。
クリアパーツの塗装完了。
まぁ、及第点はいただけるかなぁ。
さて、ここが難所です。
冒頭にも書いたのですが、タミヤのこのバンパーは、何かでコーティングされているらしく、漂白剤での化学的メッキ剥離ができないため、物理的に取り除くしかないんです。
前回は紙やすりで結構大変な思いをしたので、今回はできれば楽をしたい・・・
で、カッターで削り落とすことを考えました。
刃は先ではなく、手前側にして刃とバンパーを並行に当てて先に刃を動かします。
削るというよりも、刃で擦るという感じです。
少々傷も付きますが、ラジコンであれば気にならない程度にしか付きません(櫻が気にならないだけかもしれませんので、「ご利用は計画的に」お願いいたします(笑))。
バンパーのメッキの剥離が完了しました。
グレーのサーフェイサーを吹いてから、
バンパー塗装の前の下地塗装をつや消し黒でおこないます。
そして、ブラックの
バンパーをMr.カラーのスーバーファインシルバーで塗装します。
バンパーをMr.カラーのスーバーファインシルバーは必ずエアブラシ塗装です。
この画像は、ちょっと明るめに撮りました。
さすがに、ここまでピカピカじゃないです(笑)
これがデジカメマジックですね(笑)