届きました!タミヤ・ハイラックス・ハイリフト!
2007年11月発売ですから、発売から、ちょうど7年経過してやっと入手したことになります。
もちろん発売日前から気になるキットではあったのですが、このボディとタイヤの間にある広大な(笑)空間がどうしても気になって購入には至らなかったんです。
今回は、知恵を絞ってボディを下げましょう。
早速箱を開けるとプラスチック部品がいっぱい!
トヨタ・ハイラックス・ハイリフトの絵が描かれた箱が気になります。
昔のキットならブリスターパックとこういった箱が必ずあったんですけどね~。
箱があるだけでも嬉しく感じてしまうご時世になってしまいました。
箱を取り出してみると、これがかなり重たいんです。
サーフボードの絵が何気に描かれていますが、櫻はあまり興味がありません(汗)
クローラーやクロカンは、やっぱり山のイメージなんですよねぇ(軽く防水仕様にはしますけれど)。
箱を開けるとこんな感じ。
プラスチックのギヤが目立ちますが、その下には金属パーツがいっぱい。重たい理由はその金属パーツでした。
ネジロック材も懐かしい感じ。
このデザイン、櫻が数十年前にワイルドウイリスを作った時に使用したものと変わらないように思います。
でも全然古臭く感じないのはタミヤはやっぱり凄いなぁと、ちょっと感動。
ところで、画像に写っているギヤの中で、組立説明書上は使用しないギヤがあるのですが、今回、これがタミヤ・ハイラックス・ハイリフト製作の主役と言っても良いほど重要なパーツになるとは、この時は思いもよりませんでした。
(大袈裟なんですが、本当なんです!)
組立説明書 1 ギヤシャフトA
いてもたってもいられず、夜も更けているというのに早速組み立ての開始です(笑)
まずは、シフトチェンジできるギヤボックスを作っていくんですね。
Eリングを留めるのはもうお手のものです。
最初の頃は十分に入っていなくて、入ったと思った瞬間どこかに飛んでいくっていうことがありました。
そんなことも想定されてか、Eリングは結構余りのパーツがありました。タミヤの親切心は昔から変わっていませんね。
ちなみに、少し前に作ったSCX10は、ビス類も結構ちょうどに入っていて、余りは少なかったです(不足がなければそれはそれで良いんですけれど(笑))。
といことで、ギヤシャフトAが完成しました。
Eリングを留める位置と、留める順番が重要です。
組立説明書 2 ギヤシャフトB
こちらもシフトチェンジ用ギヤシャフトの組み立てです。
タミヤ・ハイラックス・ハイリフトは、定価が45,000円(しかも税抜きで!)もする高級ラジコンの一つですが、標準の軸受けのほとんどはメタルパーツなんです。
でも、ギヤボックスなんて、組み立て後に分解してベアリングを入れて組み込み直しをするのは大変なので、最初からフルベアリングにしてしまいます。
しかし、ベアリングは安くなりましたねぇ。
ワイルドウイリスに入れる別売のベアリングはたしか4個で2,000円だったと思います。
このフォード F-350 ハイリフト
フルベアリングセットは、40個以上入って定価が3,800円です。企業努力もあると思いますが、日本の究極的なデフレを感じてしまいます。
いや、安くて助かるんですけれど(汗)
ベアリングの話をしてすぐで申し訳ありませんが、この部分はベアリングではなくてメタルパーツを使用します。
組立説明書には、瞬間接着剤で固定するように指示がありました。
ということで、
瞬間接着剤で1260メタルを完全に接着しました。
ギヤシャフトBの完成です。
色や質感は別として造形として本物っぽくてカッコイイです!
これをカッコイイと感じない人ももちろんいらっしゃるのでしょうけれど。というかそういう方の方が多いですねきっと(汗)
組立説明書 3 ギヤボックスプレート
右にあるのがシフトチェンジする際にギヤを左右に動かすメタルパーツです。シフトフォークと言うそうです。
ギヤボックスプレートはなんとなくこぐまちゃんみたいですね(汗)
ギヤボックスプレートAにプレートステーを取り付けたところ。
こぐまちゃんの腕が伸びたみたい・・・
シフトロッドにシフトフォークを取り付けました。
ここも組み立てる順番を考えてEリングを入れていかないと後でハマリます。
組立説明書 4 ギヤシャフトの取り付け
ギヤシャフトA(中央)、ギヤシャフトB(下)とシフトロッド(上)を取り付けます。
ギヤシャフトの取り付け完了!
う、美しい・・・って思うのは櫻だけですか?(汗)
”美しすぎるトランスミッション”のアップ。
組立説明書 5 ギヤボックス
美しすぎるのですが、樹脂カバーで覆ってしまいます。
なんか勿体無いな~。
ギヤボックスがクリアパーツだったら面白かったですね。
でも、グリスなんかですぐに見えなくなってしまいますかね。
文字通りギヤボックスになってしまいました。
あの美しいギヤ群を見ることは、この先メンテナンスをするまではありません。
組立説明書 6 ファイナルギヤの取り付け
美しいトランスミッションに別れを告げ、次へと進みます。
動力を前後のドライブシャフトに伝達する部分です。
なるほど、ギヤとしては確かに”ファイナル”の仕事を果たすことになりますね。
もし、このギヤがスペアパーツでメタル製のものがあったら飛びついてしまうんですが、海外含めてタミヤのハイリフト系はサードパーティのパーツがとても少なく、このギヤはもちろん、アップライト(ナックル)なども、櫻が探した限りではありませんでした。残念。
ファイナルギヤを取り付け、樹脂カバーも取り付けました!
何となくワイルドウイリスのギヤカバーに似ていて愛着の沸く形です。