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模型大好き!~情景家・櫻和春のジオラマ製作 / ラジコン製作

 

タミヤ・ハイラックス・ハイリフト ~ラジコン製作記

”できるだけパーツを加工しないでボディ位置を下げること!”が命題となったタミヤ・ハイラックス・ハイリフトの製作。

シャーシ側はボディを下げる準備が整ったものの、ボディの荷台部分に干渉するどうしても外せないものが・・・

ということで、このページでは、荷台の加工の様子を実況中継します。
タミヤ ハイラックス・ハイリフト

タミヤ・ハイラックス・ハイリフト製作記 その4(荷台の加工)



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ 荷台の干渉部分 シャーシ側の最大の干渉部分はギヤボックスプレート上方のモーター取り付け部分でした。

ただ、実際にボディをシャーシに載せてみると、ダンパーの頭や、バッテリー、シフトチェンジ用のサーボが 荷台の部分に干渉していることがわかりました。

この部分はシャーシ側の対策が難しいですので、荷台側をカットすることにしました。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ 荷台の干渉部分をリューターでカット まずは、バッテリーが干渉する荷台後方の窪み(裏から見れば出っ張り)をリューターでカットします。

本来は、荷台をシャーシにネジで取り付けるための窪みです。

タミヤ・ハイラックス・ハイリフトはボディをネジで固定する仕様ですが、櫻は、「ラジコンたるもの、スナップピンでボディを留めるべき(もしくはステルスマウントね)」という持論がある(そんな頑ななものでもないんですけどね(汗))ので、今回もネジ止めをしません。

そのため、この荷台の窪みも不要なのです。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ メンテナンスハッチの干渉部分をカット そして、この窪みを隠すハッチも、同様の理由で突起が不要になります。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ メンテナンスハッチの干渉部分をリューターでカット 今回のテーマには反する行為ではあるのですが、メインテーマは、ボディを下げることですので、これらの作業はやむを得ません。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ カットされたメンテナンスハッチ すっかり突起が カットされました。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ 裏側からプラリペアを流す準備 ハッチは、荷台に取り付けて外せないようにしてしまいます。

裏側からプラリペアを流して固定させてしまいましょう。

プラリペアの粉が落ちないようにマスキングテープを貼り付けておきます。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ 裏側からプラリペアを流す 裏側からプラリペアの粉を詰めて、液体樹脂を流し込みます。

粉さえ溝に入り込んでいれば、表面は綺麗にできるはず。

マスキングテープが重要になります。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ プラ棒を入れて淵にプラリペアを流す ついでに、ロールバーやアンテナの孔も埋めちゃいましょう。

レトロ風なハイラックスにロールバーなんてものは不要です(あとで付けるかもしれませんが(笑))

プラ棒を使って、できるだけ使用するプラリペアを少なくします。ヒケの防止です。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ 小さな溝はパテで補修 プラリペアの粉が回らずに 小さな溝ができてしまったら基本どおりパテで補修します。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ 余分なパテを紙やすりで落とす 余分なパテを紙やすりで落とします。
ラジコンの場合には、400番の紙やすりを使うことが多いです。

目が粗ければそれだけ作業が早く済みますし(笑)

プラモデルではあり得ませんが、ラジコンの場合には気になる程の傷にはなりません。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ プラ棒をスライスしたものを半分にする さて、次はどこの孔を埋めるのでしょう。

プラ棒をスライスしたものを半分にしました。

そして・・・



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ 穴にスライスプラ棒を埋める ボディの筋を避けてスライスプラ棒を埋めます。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ 不要な穴の全てにスライスプラ棒を埋める 結構これが気を遣う工程だったりします。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ エポキシパテで更に穴を埋める プラリペアを使うと溝が埋まってしまう可能性があるので、筋がある部分はエポキシパテで埋めます。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ エポキシパテで更に穴を埋める2 やはり筋を避けて エポキシパテを埋めていきます。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ 余分なエポキシパテを紙やすりで落とす 余分なエポキシパテを紙やすりで落とします。

手を抜かず、溝の部分もヤスリをかけておくと仕上がりが違ってきます。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ KIT NO.58519 トヨタ ハイラックス4WD ハイリフト(RN36) Eパーツ・シート(19000315) ちょっと横道に反れましたが、今は、ボディに干渉する部分を取り除いている工程でした(汗)

ところで、これは、 もうおなじみのパーツですね!

KIT NO.58519 トヨタ ハイラックス4WD ハイリフト(RN36) Eパーツ・シート(19000315)です。

このパーツもやはり干渉するんです。

って、タミヤ・ハイラックス・ハイリフトには、そもそも、内装パーツがないんです。
(干渉して当たり前!?)

全ての空間は、マルチファンクションユニットに捧げるというのが、タミヤ・ハイラックス・ハイリフトの設計思想です(と櫻は思っています)。

でも、運転手の居ないラジコンってなんか奇妙に見えてしまうんです。ドライバーが居ないのにクルマが走っているってリアルな世界では不気味ですよね(冷汗)

櫻は、マルチファンクションユニットとドライバー人形で選択しなければならないのなら、間違いなくドライバー人形を取るわけです。
(ま、マルチファンクションユニットが高くて買えないっていう懐事情も大きいのですが(笑))

どうせドライバーを乗せるなら内装パーツも載せたいですよね。

幸い、タミヤには、トヨタ ハイラックス4WD ハイリフト(RN36)という素晴らしいリバイバルキットがあって、それには内装があるんです。それが、このパーツです。

干渉部分をカットしなければならないとはいえ、やはりこのパーツは用意しなければならなかったのです。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ ギヤボックス(トランスミッション)の干渉部分 線で書いたところが干渉部分になります。ちょうど、ギヤボックス(トランスミッション)に当たる部分になります。

前回タミヤ・初代ハイラックスを製作した時には、ギヤボックスの上にあるモーターが干渉していたのですから、今回はそこから更にボディを下げることができているという証にもなります(嬉)。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ ギヤボックス(トランスミッション)の干渉部分をカット リューターに刃を付けてカットしてから、ヤスリをかけて仕上げました。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ シフト用サーボの干渉部分 内装が干渉するのは、ギヤボックスだけではありません。シフト用サーボも少しだけ干渉してしまいますので、容赦なくカットです。

荷台からサーボが顔を覗かせることになりますが、やむを得ません。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ シフト用サーボの干渉部分をカット 本当にこれだけの部分ですが、カットは避けられませんでした。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ ダンパーの干渉部分 干渉部分のオオトリは、ココです。リヤのダンパー取り付け部分が荷台にもろに干渉してしまっています。

目立つところですが、ここもカットしてしまいましょう!

何とかなるさ(笑)



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ ダンパーの干渉部分をカット カットするとこんな感じ。

やはりこのままでは見た目がよろしくありません。

どうしようかなぁ。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ ダンパーの干渉部分をカットした部分のカバー なにか荷物を載せて隠そうとも思ったのですが、まだ、このタミヤ・ハイラックス・ハイリフトの詳細テーマが決まっていないんです。

大雑把には、”ちょっとレトロ風に”ということだけは決めてあるのですが、西洋風にワインの樽を載せてみようか、それとも小型タンクローリー風にしてみようか、と絶賛妄想中なのです(笑)

ということで、何を載せても良いように、いったんは荷台は荷台らしくしなければなりませんので、カットした部分のカバーを作りました。

って、実車にこういうカバーが付いているのはありませんけれど・・・



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ ダンパーの干渉部分をカットした部分のカバーの淵をパテで処理する ダンパーの干渉部分をカットした部分のカバーの淵をパテで処理します。

これをやるかやらないかで、全然見た目が違ってくるんです。

ゴマカシ?

いえいえ、実車だって溶接の跡はこんな感じになるはずですから(笑)



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ シフトサーボの干渉部分をカットした部分のカバー シフトサーボの干渉部分をカットした部分もカバーを作ってお茶を濁します。



タミヤ ハイラックス・ハイリフト製作記 ~ 最終的な荷台の形状 これで、タミヤ・ハイラックス・ハイリフトのボディを下げるための加工は終了です!

最終的な荷台の形状はこんな感じ。

溝などはパテ等で埋められていて今は目立っていますが、同一色で塗るとそれほど気にならなくなるはずです。

カバー類の凸部分も同じように、同色で塗られれば、それほど気にならなく・・・なるかな(汗)

いや、しかし、いい感じで、ボディを低くマウントできるタミヤ・ハイラックス・ハイリフトができてきていますね!

さあ、さぁ、どんどん進めちゃいましょう!

次の頁は、 タミヤ・ハイラックス・ハイリフト製作記 その5(ドライバー人形の塗装・ボディ取り付けのための改造)

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ラジコン製作記



ラジコン完成画像



ラジコン走行動画

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