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模型大好き!~情景家・櫻和春のジオラマ製作 / ラジコン製作

 

1955年(昭和30年)トヨペット・クラウン
ジオラマ製作記
1/32オーナーズクラブ・アリイ(マイクロエース)

アリイ(マイクロエース)から発売されている1/32オーナーズクラブ '55トヨペット・クラウン(初代クラウン)のジオラマ、『小京都の旅』の製作記です。テーマは”小京都”。はんなり、しっとりの和のテイストが伝わるジオラマを創り上げます!

このページでは、厨子二階(つしにかい)の京町家の土塗り壁と基礎部分の完成までを掲載しています。
アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作

製作記 その2(土塗り壁・基礎部分の製作)



アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 壁仕上げの準備 まずは持ち手を作ります。

プラバンの余りをライターで炙って90度に曲げただけです。



アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 壁仕上げの準備2 瞬間接着税をちょこっとだけ付けて、持ち手を接着します。

後々外してしまうものではありますが、 これがあるか無いかで作業の効率が全然違ってきます。

効率だけでなく、仕上がりも違ってくるんです。



アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 タミヤ テクスチャーペイントで試作1 土塗り壁の素材の試作をしています。

左は、”タミヤの情景テクスチャーペイント(砂 ライトサンド)”を塗ったもの。 本来は砂漠や砂地を表現するものですが、壁っぽくも見えるかなぁと。

右は、”リキテックス フレキシブルモデリングペースト”に”とのこ”を 混ぜて混合ペーストにし、プラバンに塗ってみました。

検討の結果、”とのこ入りモデリングペースト”でいくことにしました。 土塗り壁のベタッとした感じがうまく表現できているように思いました。

テクスチャーペイントもそれなりに雰囲気が良かったんですが、 砂のつぶつぶがちょっと気になりました。



アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 タミヤ テクスチャーペイントで試作2


アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 とのこ&フレキシブルモデリングペースト ということで、”とのこ入りモデリングペースト”の大量生産(笑)

まずは”とのこ”の塊を可能な限りつぶします。



アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 とのこ&フレキシブルモデリングペースト2 ”リキテックス フレキシブルモデリングペースト”を入れます。

この後、モデリングペーストを追加していますので、 ”とのこ”:モデリングペースト=1:2程度というところです。



アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 とのこ&フレキシブルモデリングペースト3 とにかく練って・・・



アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 とのこ&フレキシブルモデリングペースト4 ”とのこ”の粉が見えなくなるまで練ります。

ここまで練っても、結構”とのこ”の 小さな塊が残っているんです。

この小さな塊を放っておくと、 実際に塗り付ける時に、この塊の部分が崩れて 穴になってしまうので、入念に混ぜるのが吉となります。



アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 とのこ&フレキシブルモデリングペースト塗りの準備 先ほどの持ち手をクリップに挟みます。

これで、淵の部分にもペーストをくまなく塗ることができます。



アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 とのこ&フレキシブルモデリングペースト塗り1 まずは、”とのこ入りモデリングペースト”を載せて・・・



アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 とのこ&フレキシブルモデリングペースト塗り2 プラバンを押し当てて引いていきます。

1回できれいに塗れると最高ですが、 なかなかそうはいきません。

2回目以降の場合も、きれいにできていない部分だけを 狙って修正するのではなく、全体を引くようにした方が 仕上がりがきれいになります。



アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 とのこ&フレキシブルモデリングペースト乾燥中 乾燥中。

ちなみに、刺しているのは、蒸し器のふたです(笑)

上下2枚のふたで、竹串が垂直に立つようにしています。



アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 タミヤ テクスチャーペイントで基礎の仕上げ1 さて、次は基礎部分の塗り込みです。

”タミヤの情景テクスチャーペイント(砂 ライトサンド)”と ”タミヤの情景テクスチャーペイント(路面 ライトグレイ)”の 混合ペーストを作ってみました。

実際の一般住宅の基礎はモルタル塗りが普通ですが、 ちょっと高級感のある和風建築物の中には、細かい石で 化粧塗りしているような基礎もあります。

そんな雰囲気を、ライトサンドのテクスチャーペイントの ツブツブで出してみようという魂胆です。

ただ、”タミヤの情景テクスチャーペイント(砂 ライトサンド)”だけだと ちょっと黄色過ぎるので、”路面 ライトグレイ”も混ぜて退色させてみました。

比率は、ライトサンド:ライトグレイ = 1:2 にしてみました。



アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 タミヤ テクスチャーペイントで基礎の仕上げ2 壁と基礎の乾燥中。

画像にはうまく写っていませんが、 土壁は土壁っぽく、基礎は高級基礎(笑)っぽくなりました。



アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 玄関を取り付けてサーフェイサーを吹く ちょっとだけ、雰囲気を確認したくて、 玄関を取り付けてからサーフェイサーを吹きました。

やっぱり玄関は、スタンダードな引き違い式の戸が似合います。



アリイ '55トヨペット・クラウン 小京都のジオラマ製作 土塗り壁を付けた厨子二階部分の取り付け 厨子二階(つしにかい)部分に ”とのこ入りモデリングペースト”で 土塗り壁風に仕立てた壁を仮に取り付けてみました。

京町家風になってきていますね!

ここで塗装に入ろうと思いましたが、 先に屋根部分を製作して、京町家全体が 形になってから塗装をすることにしました。

屋根を支える垂木(たるき)の長さ合わせをしている時に 塗装を剥がしてしまうことがあるかもしれないからです。

実は 屋根は図面を引いていませんので、 これから現場施工で製作をするんです(笑)

こんな感じで、製作順も都度考え、変更しながら進めています。

ちなみに二階部分は仮で軽く取り付けられています。 これが取り付けられていないと、 屋根の大きさのバランスがわからず、製作しにくいんです。

次の頁は、製作記 その3(屋根(銅板葺き)の製作)

 下記からトヨペット・クラウン
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プラモデル製作記



プラモデル完成画像



ジオラマ製作記



ジオラマ完成画像



ジオラマ製作動画


 



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