
まずはベースの制作です。
今回は、焼杉の板の上にスタイロフォームを載せる形式にします。
ベースと同じ形に紙を切って、ラフな案を書いてみました。
いつもはマジックで大雑把に書きますが、今回は手のひら大の小さなジオラマになりますので、シャープペンシルで細かく書き込みました。

スタイロフォームと焼杉は完成後も分離して電池をスタイロフォームに開けた穴に入れるようにします。
そのための細工をしていきます。
こんな風に焼杉にドリルを入れて穴をあけます。
貫通はさせずに穴を掘るだけです。

貫通はさせずに穴を掘る感じです。

全部で3箇所の穴を掘りました。

木の削りかすは地面の質感を高めるための良質な素材になりますので、大事にとっておきます。

掘った穴の中にフェライト磁石を埋め込みます。

底の方はエポキシパテで埋めて固定します。

エポキシパテはベタベタするので、封筒の窓の部分の透明なシートを貼りながら制作を進めます。

スタイロフォーム側は長めのネジを差して、焼杉側に付けた磁石とくっつるけるような形にします。
予定しているネジを磁石にくっつけて、タミヤ エナメル塗料 のレッドを頭にくっつけます。

タミヤ エナメル塗料 が乾かないうちに位置決めをしてスタイロフォームを置いてネジ穴の場所を特定させます。

あとはスタイロフォームにネジを入れて、ホットボンドで位置を固定させ、スタイロフォームをヒートペンで溶かしたものを埋めていきます。
これで焼杉とスタイロフォームを自由に着脱させる仕組みづくりは終わりです。

スタイロフォームを溶かして、電池ボックスと点滅基盤の埋め込み用の穴をあけました。

収まりも良い感じです。